- 相続・遺言 -

  ◆ 相続とは何か?

   相続とは、亡くなった人(被相続人)の財産を家族など(相続人)が引き継ぐこと…
  どなたも常識的にお持ちの知識でしょう。
   ところが、突如この事態に直面した場合、「一体何から手をつけたらいいのか?」
  日常の実務を通じ、そのような相談者の声を幾度も聞いております。
  家族がいる限りどなたも「死」と無縁ではいられません。 葬式のやり方ぐらいは、年配者に
  聞けば何とかなりますが、その後の処理となると…
   ・相続人は?
   ・相続財産の範囲は?
   ・相続財産の分配の仕方は?
   ・遺言書が出てきた場合は?
   ・被相続人に借金があった?
    ………
  法律に照らし合わせながら検討すべきことはたくさんあります。
  昔から「法律は家庭に入らず」といわれますが、それで済まないのもまた「相続問題」なのです。



  ◆ 誰がどのように財産を相続するのか?

   相続は被相続人の遺産を分散整理することでもあります。
   遺言があればそれに従い、ない場合には相続人同士の話し合いで遺産の行き先を決めていきます。
  これを「遺産分割協議」といいますが、実務の多くはこのケースです。
  協議ができないとかまとまらない場合、家庭裁判所に「遺産分割調停」を申し立てる場合もあります。
  その他、「生前に贈与があった、相続人に未成年者がいる、行方不明者がいる…」等々、種々の問題
  が生じてくるのも希ではありません。
   円滑な手続きのためにも、また解決が困難な場合には、司法書士・弁護士などの専門家に相談して
  ほしいものです。



  ◆ 報酬について

  「相続手続きにはいくらかかりますか?」

   一番多い問い合わせですが、一概に金額を提示できないのがこの手続きです。
   相続関係書類(戸籍、除籍等)の収集、遺産の内容や価格など千差万別だからです。
  概要をお話しいただければ、目安としての費用を出せる場合もありますので、直接、当事務所まで
  お問い合わせ下さい。
  (なお、経験則でいえば、比較的簡易な相続関係(父母のいずれかが亡くなり、標準的な居住用資産
  を数名が分割協議をして相続する等)であれば、14~15万で完了する場合が多いように思います)。





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